こんばんは!
Venus Life 編集部 hitomiです。
週末はハロウィンにちなんでコスプレをした方も多いのでは無いでしょうか?
平日とはいえ本来のハロウィンである10月31日は明日ですから、明日もコスプレをする方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回はコスプレ衣装のシワの取り方や、洗い方、保存方法などをまとめました。
そもそもコスプレ衣装は、普段着の衣類と違い、何度も続けて着用するように作られておりません。
素材は主にポリエステルやフエルト、ゴムやプラスチック、ペンキ(顔料)などになります。
パーツなどちゃんと縫い付けてあるものもありますが、安価なものは特に接着剤が使用されっていることも多々あります。
とにかく40℃以上の熱に弱い素材でできています。
製品には、「洗えない」、または「ドライクリーニング指定」と表示されている物もあります。
また、ゴム、プラスチック、ペンキ、接着剤はドライクリーニングの溶剤で溶けたり、変形する可能性が高いです。
ですので、あとのアイロンがけも熱に弱いので、細心の注意が必要となります。
よく読んできちんと保存しておきましょう。
シワの取り方
⑴お風呂の蒸気を利用する
浴槽にお湯が入ったままの状態で、ハンガーに掛けたコスチュームを吊るしておくと、ニオイとともにシワもキレイに取ることができます(素材によっては取りきれない場合もあります)
お湯の中にコスチュームが落ちないようにご注意下さい。
⑵アイロンのスチームを利用する
アイロンかけるのではなく、スチームだけを利用します。
スチームが当たる場所にコスチュームを置いておきます。高温のスチームが発生するので短時間でシワやニオイを取ることができます。
スチームを当てる際には、その場を離れないようにしましょう。
⑶アイロンを利用する
必ず当て布をしてアイロンをかけましょう。
アイロン不可の場合がありますので、お洗濯表示は必ず確認しましょう。
また、接着剤で止めてある部分や、ビジューなどにアイロンを当てると溶ける可能性があるので、気をつけましょう。
洗い方
⑴タライなどで手で洗う
①大きなタライを用意します。もしくはお風呂で行っても構いません。
②40℃以下のぬるま湯(体温と同じ汗が溶ける温度、)を、衣服が浸るくらいの量入れます。
中性洗剤を少量入れます。
③衣服を折らない、揉まないようにしてシワを作らないように手洗いします。
④手洗いで20分程度ただ浸ける程度でもいいですが、汚れているときは、15分汚れが溶けるのを待って手洗いの押し洗いをしても効果的です。
⑤脱水はなるべく避けます。激しく絞るのは、アイロンがけしなくてはならなく、衣装に損傷を与える可能性が高くなります。
⑥今度はタライに、真水だけを入れ、わずかな洗剤をすすぎます。
5分程度これも浸けるか、押し洗い程度で留めてください。
⑦このすすぎの後の脱水はなるべくしないようにしてください。
取り出してシワにならないように水を切ります。パタパタと服の両端を持って叩き、できるだけ水分を切ります。
⑧相当湿っていますが、そのまま自然乾燥してください。
特にワタの入っている衣装などは十分に乾燥させる必要があります。
ハンガーなどにきちんと吊るして乾燥してください。
⑵洗濯機でお洒落着洗剤で洗う
洗濯機で洗うと、ほつれや付属品が取れやすいため、お洒落着洗剤で、手洗いコースで丁寧に洗いましょう。
①ほつれや付属品が取れたりしていないか確認してからネットに入れる(衣装にファスナーのあるものは閉めてからネットに入れます)
②お洒落着洗剤(アクロン、エマールなど)を入れて手洗いコースで洗濯機へ。
③終わったら日陰で吊して干す。
乾いたらほつれなどがないか再度確認します。
⑶クリーニング業者に頼む
基本的に手洗いをお勧めしますが、
自分のお気に入りの衣装、制服など一般的に手洗いしない衣装や型崩れが気になる衣装に関してはクリーニングしたほうが良い場合もあります。
お店によっては洗濯絵表示(品質表示タグ)がないと断られる場合もあるようです。
コスプレ衣装専門クリーニング屋さんもあるようなので、調べてみてください。
保存方法
⑴吊るして収納する
型崩れしない方法としては、吊るしておくといいと思います。
しかし、ハンガーにかけただけだと、見た目もゴチャゴチャしますし、気がつくとホコリがついたりします。
もしも、大切に保管したい場合は、衣装カバーをかけることをお勧めします。
これなら、直射日光も当たらないしほこりもつきにくくなります。そして、ふんわりと抑えられるので
しわになりにくく、かさ張りにくいです。
衣装同士、引っかかったりもしないので安心ですね。
⑵畳んで収納する
簡単なものなら、たたんで収納も可能です。
もちろん、ドレスのようなボリュームのある衣装も衣装箱に入れて収納すればきれいに保存することが出来ます。
どうしても折り目がついてしまいますが、たたむ際には、折り目がつかないように、新聞紙などを混ぜて折るといいです。
箱の外に、コスチュームの名前を書いておけばわかりやすくて探しやすいと思います。
たくさん箱を置くスペースがなければ、特に大切なものを入れておくといいでしょう。
防虫剤も忘れずに。
金属などのパーツが付いているものは変色の恐れもあります。
なにか対応出来そうなものを探して入れてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
せっかくの思い出のコスプレ衣装、綺麗に保管して、また来年も着れると嬉しいですよね。
今年も素敵なハロウィンをお過ごしください。