あけましておめでとうございます♡
今年もVenus Lifeをよろしくお願いします。
さてさて、年も明けましたが、初詣は行きましたか?
今年、しめ縄を玄関先に飾ろうと思ってたんですが、12月31日に調べたら、28日までには飾った方が良いと見て、断念した私です。
30年近く日本で生活しているからこそ、ぼんやりこのくらいにこれをしなきゃなーと思ってることって、意外に違ったりするんですよね。
というわけで、私たちに関係のありそうな、年始に必要なあれこれ、調べてみました。
一度確認してみてくださいね。
■初詣は最低限のマナーを覚えて臨もう(1/7まで)
初詣はもともと恵方(えほう)参り」といわれ、その年の縁起のいい方角(干支に基づいた最も縁起が良い方向)の神社にお参りするもの。
古来の作法に則るなら、大晦日の夜は家で歳神様を待ち、元日に雑煮を食べた後で初詣に行くのが基本です。
大晦日の夜から元日にかけてお参りをするのは「二年参り」と呼ばれ、より功徳が積めるともいわれます。
ただ、初詣の時間にルールはありません。松の内の期間内(一般的には7日まで)であれば、行けるときに行くということでいいようです。
新年のお参りは、まずは自宅の神棚とご先祖様に。そして、地元の神社、他所の神社という順番で行うのが良いでしょう。
《神社へのお参りのし方》
鳥居のくぐり方 入る際は手前で一礼、帰りはくぐってから一礼
参道の歩き方 端を歩く
手水で洗う順番 左手 ⇒ 右手 ⇒ 口 ⇒ 左手 ⇒ ひしゃくの柄
参拝の仕方 一礼 ⇒ あれば鈴を鳴らす ⇒ お賽銭 ⇒ 二拝二拍手一拝
■七草がゆを食べて無病を願おう(1/7まで)
中国の、「七日に七種の若菜をお吸い物にして食べると一年を無病で過ごせる」という風習と、日本の「7種の雑穀を食べて五穀豊穣を祈る」という風習が合わさったもの。
現在は春の七草「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」を使った七草がゆで無病を祈るものです。
※ゴギョウはハハコグサ、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのこと。
七草はいわば日本のハーブのようなものです。
そんな七草をを胃腸に負担がかからないお粥で食べようというのですから、正月疲れが出はじめた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。また、少し濃い味のおせち料理がつづいたあとで、あっさりとしたお粥は味わい的にもいいですね。
■寒中見舞いを出そう(1/7から2/4の間に)
寒中見舞いを出すのは松の内(1月7日)があけてから立春(2月4日)までです。投函は1月末までを目安にします。
寒中見舞いを出すのには、以下のようなケースが考えられます。使い方によって多少書くメッセージを変えます。
①もらった年賀状への返事
出していない人から年賀状が届いたら、なるべく早く年賀状として返すのが理想ですが、帰省や旅行などで確認が遅れ、返礼が松の内を過ぎてしまう場合は寒中見舞いとして出しましょう。
親しい相手であれば形式にはそれほどこだわらなくてもよいと思います。
②喪中の人への寒中見舞い(喪中はがきへの返事)
喪中はがきの返事は出さなくても失礼にはなりませんが、年始状か寒中見舞いを出すと丁寧です。
出来るだけ出しておきましょう。
③喪中にもらった年賀状へのお返事
「年賀状」は「お年始状」や「年頭のご挨拶」といった表現に言い換えましょう。
年賀の「賀」はおめでたい言葉なので使用を避けなくてはいけません。同じ理由で「おめでとう」「お喜び」などの表現も使わないようにしてください。
喪中はがきを出していなければ、その旨を詫びましょう。
④喪中と知らずに年賀状を出したときのお詫び
年賀状を出した相手から「年始状」が届いて相手の喪中を知った場合は、年賀状を送ってしまったことは失礼にはなりませんが、あらためてお詫びのはがきを送り哀悼の意を伝えると印象がよいでしょう。
もし、喪中はがきを受け取っていたのに、忘れて年賀状を出してしまった場合は寒中見舞いや手紙でその旨をお詫びしましょうね。
いかがでしたか?
えっ、そうなんだ!ってことも少なからずあったはず。
寒中見舞いは子供の頃、あまり書かなかったので、大人になるとそういうパターンもあるのかと勉強になりました。
日本の古き良き風習を大切にしたいものですね。