微熱が続くのはストレスが原因かも?隠れた病気の可能性も!その原因と対処法をお伝えします。

こんばんは!
Venus Life編集部です。

私ごとですが、最近、微熱が続いています。

体が火照ったり、なんとなく怠いというだけで、風邪の症状は特にないのであまり気にしていなかったのですが、どうやら微熱が続くのは病気のサインという見方もあるそうです。

気になったので、詳しく調べてみました!

そもそも微熱の定義って?

そもそも、単に微熱といっても、人によって定義は様々ですよね。そこで微熱の定義について調べてみました。

一般的には、

平熱:35度から37度
微熱:37度から38度
高熱:38度以上

このような分類となります。

最近は若い女性の間で平熱が低い人も増えていて、平熱が35℃台という方も少なくありません。
また、脇の下で測るタイプと、口の中で測るタイプの体温計でも結果が変わってきますので、上記の記載は、脇の下で測った体温と考えた方が良いでしょう。
脇の下で測るタイプの体温計では、体の深部温度より-1℃低くなると言われています。

ちなみに、人間の理想的な正常体温(深部温度)は37℃前後
細胞の代謝を活発に行い、なおかつ細胞が破壊されない適温が37℃前後なんだとか。
したがって、脇の下で測るタイプの場合、36℃前後が健康な状態と言えます。

そして微熱とは、一般的に脇の下で測った体温が、37℃台の発熱とうことになりますね。
ただし、体温には年齢や活動量などの個人差や日内変動(早朝が最も低く、夕方に最も高くなる)もあるということを頭に置いておいてください。

その原因は?

人の体温は脳の「視床下部」という部分で、身体にとって最適な体温になるように調節されています。
正常体温(深部温度)は37℃前後に設定されていますが、細菌などの発熱を引き起こす物質が体内で産生されたり体外から取り込まれたりすると、視床下部から「熱を上げて病原菌を撃退するように」という指令が身体の各部に伝わります。

この指令によって皮膚の血管の収縮や鳥肌、筋肉の震えなどの反応が起き、体温が上昇します。
発熱は頭や関節の痛み、全身倦怠感などの不快な症状を伴いますが、一方では免疫力を活性化させるための、正常な反応なのです。

では、高熱になはならない微熱の原因とは何なのでしょうか?詳しくみていきましょう!

ホルモンバランスの変化

女性は、毎月の生理の周期によって、ホルモンバランスが常に変化しています。特に、排卵から生理までの2週間は「高温期」と呼ばれ、微熱の症状が続きます。

また、妊娠や更年期障害などでも微熱が続くことがあります。

病気というよりは「女性特有の体の変化」によるものなので、生理前の微熱はあまり心配することはなさそう。

風邪や病気

また、さまざまな病気が原因となって微熱が続くこともあります。

風邪やインフルエンザ、バセドウ病、肺結核、扁桃炎、腎盂腎炎など。通常は微熱ではなく高熱が出ることがほとんどですが、まれに微熱となってあらわれることもあるそうです。

あまり長く微熱が続くようでしたら、隠れた病気の可能性もあるので、病院に行って相談してみましょう。

ストレスからくる自律神経の乱れ

そして、働く女性の間で増えているのが「ストレスによる自律神経の乱れ」が原因で微熱が続くケース。

ストレスによって、交感神経と副交感神経のバランスをうまく保つことができなくなり、体が異変を察して微熱として体にサインを出しているケースです。

対処法

とにかく体を休める

とにかくまずは体をしっかり休めることが一番です。

仕事が忙しいからと言って休息を後回しにしていると、病状が悪化し取り返しの着かない事になるかもしれません。そして、体を休めているのに体調が回復しない場合は、病気の可能性がありますので、早めに病院へ行きましょう!

バランスの良い食事や生活習慣

バランスの良い食生活や、生活習慣も重要なポイントです。和食を中心として、バランスの良い食生活を心がけましょう。
過度の飲酒や、寝不足、喫煙は自律神経を乱す要因となるので、控えるのがベターです。
食欲がなく、ご飯が食べれない時は、カフェイン量の少ない栄養ドリンクで補うのもOK。

また夏野菜であるトマトやナスなどは、解熱作用があるとされます。これらの食材をうまく利用して、規則的な生活習慣を意識しましょう♪

漢方薬を試してみる

大きな病気ではないけど、なんとなく体の調子が優れない・・という場合は、漢方薬に頼って見ましょう。元来、漢方には体の免疫力を高める働きがあると言われてます。薬以外で体の調子を整えたいという方は参考にしてみてください。微熱に効果のある代表的な漢方薬はこちらです。

・葛根湯(かっこんとう)
・麻黄湯(まおうとう)
・紫胡桂枝湯(さいこけいしとう)
・小紫胡湯(しょうさいことう)

詳しくは薬局で薬剤師さんに相談してみてくださいね。

最後に・・・

近年、女性の間でも、長時間の勤務や仕事でのプレッシャー、人間関係といったストレスフルな生活を強いられている人も多いと思います。その他にも、家庭環境や育児、介護、運動不足、睡眠不足・・・現代社会にはストレスの原因が溢れています。

このようなストレスの多い毎日が、体調不良の原因となっているケースが、非常に増えています。
病院に行っても原因がはっきりしない場合は、ストレスからくる自律神経の乱れかもしれません。

また、過度のホルモンバランスの乱れは病気ではないものの、体調不良が続くと日常生活にも支障が出てきますよね。
生理前の微熱がひどい場合は、低容量ピルの服用で症状が緩和される場合もあります。気になる場合は、婦人科で相談してみましょう。

体調管理をしっかりして、元気で楽しい夏を満喫しましょうね♪

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