こんばんは!hitomiです!
最近雨が多くて嫌になっちゃいますね。
雨が降ると、交通機関も遅延していたり、そもそも傘を持って歩くのが嫌なので朝の通勤時間から憂鬱です。
今日に至っては、コンビニの入り口で派手にこけてしまいました(が、誰も声をかけてくれませんでしたトホホ)。
そんな、毛嫌いしてしまう雨ですが、雨の音にはリラックス効果があるって知ってました?
今回は少しでも雨を好きになろうと、雨の音による効果について、調べてみました♡
⑴心を落ち着かせてくれる

深夜の雨の音って私たちの心を落ち着かせてくれたりしますよね。車や人の声が聞こえない深夜に降る雨は、サーッサーッと静かな音がします。
なぜ落ち着くかと言うと、雨の音には高周波成分が含まれています。
雨の降り方や時間帯にもよりますが、
一般的に雨の音は一滴一滴のポトッポトッとした音よりも、サーッサーッという音に聞こえることが多いです。
このサーッサーッという音を、ホワイトノイズと言います。あらゆる可聴覚周波数帯域の周波数成分が含まれているノイズのことで、発振器で生成し音響測定に用いるほか、シンセサイザーの音色合成などにも使われています。
ちなみに、ホワイトノイズをもっとザラザラさせた音を、ピンクノイズと言うそう。テレビの砂嵐音とかがそうです。ザーッザーッと言う感じ。
このホワイトノイズの中にはとても高い周波数の音も含まれています。
自然界には、私たちの耳で聞くことができる範囲を超えた、「ハイパーソニック」と呼ばれる周波数の高い音が存在しています。
この高周波音には私たちの脳をα波に導いてくれる効果があると言われています。
脳の働きを活発にして血液の流れをスムーズにし、身体全体をリラックスさせる効果があることで知られています。
α波とは、私たちの脳がとてもリラックスしている時に発生する脳波のこと。
実は人間の身体はリラックスしている時にこそ真の集中力を発揮することができるんです。
何も気兼ねなくおうちで好きなことをしているとき、あっという間に時間が経っていたり、逆に職場でプレゼン資料を焦って作っているときほど思うように資料を作れなかったりしますよね。
効率よく集中して作業に取り組むためには、適度なリラックス状態が一番理想的なのです。なので、集中したいときにも、雨の音を利用するといいです。
⑵ストレスが和らぐ

人の身体は、ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れ、 交感神経が活発に働くことで外部からの刺激に備えた状態になってしまいます。
そうなると血管が収縮し血圧も上がって、どうしても血のめぐりが悪くなってしまうのです。 このように血行とストレスには切っても切れない関係があります。
さて、高周波成分が豊富に含まれる雨の音には、 この血のめぐりを促してあげる効果があるのです。
つまり雨の音の効果によって身体の隅々まで血液が正常に送られれば、 結果としてストレスを緩和することができるというわけ。すごいですね。
⑶安心感を得られる

さらに、私たちが雨の音でホッと落ち着けるもうひとつの理由が、雨には人間の心拍や呼吸のリズムと同じリズムを持っているからです。
これを、 「1/fゆらぎ」というそうです。
人間の心拍や呼吸のリズムだけでなく、自然の音が持っているリズムのゆらぎ全般を言うようです。他にも私たち人間の身体の中にも「1/fゆらぎ」はあらゆるところに隠れています。
雨の音の持つゆらぎと私たち自身のゆらぎがちょうど良い具合に共振し、そのおかげで私たちは雨の音に安心感や心地よさを感じることができるのです。
いかがでしたか?
少しだけ、雨が好きになったような気がします。
ちなみに、雨の音を収録した音源を聞くのも、いいそうです。
リラックスしたいとき、試してみるのもいいのでは?