こんばんは!
Venus Life 編集部です。
毎月やってくる生理…憂鬱ですね。
でも、生理が遅れると、もっと憂鬱ではありませんか?
いつ来るのだろう?
何が原因だろう?
モヤモヤモヤモヤしてしまいますね。
今回は、生理が遅れる原因をご紹介します。
生理が遅れやすいあなた、1度目を通してみてくださいね。
まずは妊娠なのか確認しよう
生理が遅れる代表的な原因に「妊娠」が挙げられます。妊娠は「基礎体温」や「妊娠検査薬」で確認することができます。
まずは、妊娠しているかどうかを確認しましょう。
⚫︎基礎体温の測定
女性の体温は女性ホルモンの影響で高い時期と低い時期に分かれます。
この体温差は微妙で通常の体温計では測定できません。必ず「婦人体温計」で測定するようにしましょう。
朝、目が覚めた直後(体を動かす前)に布団の中で測定します。毎朝測定して、値をグラフに書き出します。最低でも3ヶ月間は測定してグラフの変化をチェックしましょう。
生理が始まると低温期になり、排卵後は高温期になります。高温期は約14日間続き、再び低温期になって生理が始まります。そして、妊娠すると高温期が継続します。
このように、基礎体温をつけておくと自分の体のリズムを視覚的に知ることができます。
⚫︎妊娠検査薬
妊娠すると、妊娠状態を維持するためのホルモン(hCG)が分泌されるようになります。日が経つに連れてhCGの分泌量はどんどん増えていきます。分泌量が増えれば尿中にもhCGが出るようになり、濃度が増していきます。
この仕組みを利用したのが、妊娠検査薬。
精度は非常に高く、結果は9割以上の確率で正しいと言われています。
ただし、検査する時期や方法が正しくないと正確な結果が出ないことがあります。使用前に付属の説明書を読むようにしましょう。
基礎体温や妊娠検査薬で妊娠の確認をすることはできますが、これだけでは十分とは言えません。
妊娠の可能性があると思われる方は必ず産婦人科に行きましょう。
妊娠以外で生理がこない原因
もし、生理予定日から10日経っても生理がこず、妊娠検査薬でチェックしても陰性の場合でも、軽視してはいけません。
以下の原因で、自分に当てはまるものはないか確認してみましょう。
[2]ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンには複数の種類があり、それぞれの分泌量が増えたり減ったりして生理の周期ができています。分泌量を変化させる神経の働きが規則正しくないと、生理不順になります。
自律神経と言われる交感神経と副交感神経の働きは、ストレスや睡眠不足、不規則な食事、暴飲暴食などによって乱れることがよくあります。
自律神経の乱れは生理以外にも体調不良から来ることもあります。体調にも注意してくださいね。
[3]急激な体重減少
ダイエットや激しいスポーツが原因で体重が急激に減少すると「体重減少性無月経」という症状がでる可能性があります。
成長期の激しすぎる運動や、食事を抜くなどの過度なダイエットが引き金になります。
アスリートたちの中でも、こういった症状が出る人もいるようです。
ストイックな姿勢は大事ですが、何事もやりすぎは禁物。
バランスのいい食事と適度な運動を心掛けましょう。
[4]病気が原因の生理不順
卵巣、卵管、子宮、子宮頸部など、女性の生殖器に関わる病気が原因で生理周期が乱れたり、生理が止まったりすることがあります。
婦人科検診で発見することができますので、年に一度は必ず行きましょう。
病気は早期発見・早期治療が基本です。放っておいて、取り返しがつかない事態にならないようにしたいですね。
[5]早期閉経
一般的に女性は40歳半ばから50歳半ばの期間に閉経します。閉経前後の5年間を更年期といい、女性ホルモンの分泌量減少などによる体のトラブル「更年期障害」が多く起こる時期です。
早期閉経は通常よりも早く閉経を迎え、30歳代などで更年期障害になることをいいます。
原因に遺伝や卵巣の病気が挙げられますが、まだ分かっていない点が多く、甲状腺や副腎の病気が関係していることもあるようなので、自己判断ではなく、健康診断を定期的に受け、専門家へ判断を仰ぎましょう。
カラダからのメッセージを大事に
まず、自分のカラダのリズムを知る意味でも「生理開始日」をチェックしたり、基礎体温を測定したりしましょう。
そして生理が遅れている時は生活を見直し、体のリズムを整えるように心掛けましょう。自律神経の乱れを治すためにも、まずリラックスし、体を温め、睡眠時間を充分に取るようにしてくださいね。
過激なダイエットも避ける必要があります。
生理予定日を10日過ぎても生理が来ないようなら、それは体からのメッセージかも。
病院で検査を受けて、少しずつ改善していきましょう。
将来の自分のためになるかと思います。